熊本県上天草市の沖合で、小型船同士が衝突する事故がありました。けが人はいませんでしたが、衝突した一方の船はそのまま走り去り、海上保安庁が行方を捜しています。
事故があったのは熊本県上天草市の本島と離島「樋島(ひのしま)」の間にある防波堤灯台から南南西に約270メートルの八代海の海上です。
きのう(10月14日)午前9時40分ごろ、付近で釣りをする女性から「小型船同士が衝突して、衝突した船がそのまま走り去った」と118番通報がありました。
熊本海上保安部によりますと、熊本県宇城市に住む自営業の男性(50)が、上天草市の沖合で全長2.7メートルのミニボートに1人で乗り、海上に停まった状態で釣りをしていたところ、南から北に向かって走る小型船と船尾が衝突しました。
ミニボートは亀裂が入り浸水しましたが、男性は衝突する直前に身の危険を感じて海に飛び込んだため、けがはありませんでした。
衝突した小型船はそのまま走り去ったとみられ、熊本海上保安部が船の行方を追うとともに、事故の状況を調べています。
事故当時の天気は曇りで、視界も良好だったということです。
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