高級腕時計「ロレックス」を150点以上積んでいた車を盗んだとして、山口組系の傘下組員の男ら2人を逮捕しました。被害総額は約2億8000万円相当に上るということです。
窃盗(自動車盗)の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の山口組系傘下組織の組員・大西真也容疑者(52)と住居不定・無職の吉川俊男容疑者(55)です。
警察によりますと、大西容疑者らは5月21日午前、大阪市中央区博労町の路上に駐車中の配達ドライバーが停めていた軽乗用車を車ごと盗んだ疑いが持たれています。
軽乗用車には腕時計など203点が積まれていましたが、このうち172点が高級腕時計「ロレックス」で被害総額は約2億8000万円相当に上るということです。
車は日本ロレックス社が正規代理店に配達を依頼している業者の車で、当時、配達中だったということです。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、他にも事件にかかった人物がいる可能性もあるとみて捜査しています。
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