JR釜石線の洞泉駅と陸中大橋駅の間で13日に確認された落石の影響で、釜石線の遠野駅と釜石駅の間の列車の運転が14日の始発から終日見合わせとなっています。JR東日本盛岡支社によりますと、係員による現地確認が行われていて、正午時点で15日以降の運行の見通しは立っていないということです。

それによりますと、13日午後3時過ぎ、上りの快速南リアス号(午後2時44分釜石駅発)の乗務員が洞泉駅と陸中大橋駅の間で線路脇に落石を確認し停車しました。この落石と車両との接触はなく、乗客や乗務員にけがはありませんでした。
走行に支障がないことから運転を再開しましたが、線路の点検作業を行うため遠野駅と釜石駅の間で上下線合わせて9本が運休または区間運休して、利用客約440人に影響が出ました。
さらに14日、落石が起きる恐れがないか現地確認をする必要があるとして、遠野駅と釜石駅の間の列車の運転が終日見合わせとなりました。これに伴う運休または区間運休は上下線合わせて22本で、正午時点で15日以降の運行の見通しは立っていないということです。

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