10月13日午前、徳島県吉野川市の山中で4人が乗った軽乗用車が転落し、2人が死亡しました。

 13日午前11時半すぎ、徳島県吉野川市山川町木綿麻山の山中で、「軽乗用車が下に落ちています」と登山者から警察に通報がありました。警察がかけつけると、軽乗用車が道から約50m下の斜面に引っかかっていて、車に乗っていた男女4人が近くで倒れていたということです。

 このうち徳島県石井町の矢上始布さん(48)と徳島県吉野川市の榊冨士子さん(81)が死亡。61歳の男性が意識不明で、74歳の男性は肋骨などを折る重傷だということです。

 現場は、標高1133mの山頂にある高越寺から約200mの山中で、転落したのはこの寺の車だったということです。幅約3mの未舗装の道で、ガードレールはなく、寺に向かう途中に転落したとみられていて、警察が事故の状況を調べています。

 寺から1kmほどの場所には駐車場があり、通常はそこに車を止めて、歩いて山頂に向かうということです。

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