島根県沖の離島で磯釣りをしようとした男性が、遊漁船から岩場に降りた際に転倒し、脛骨上部に不全骨折のけがをする事故がありました。

浜田海上保安部によりますと、13日午後0時11分頃、消防から浜田海上保安部に「釣り人が岩場で転倒し膝を負傷し、漁船で漁港に搬送中である。消防は救急車を漁港に向かわせる」と通報がありました。

けがをしたのは愛知県の男性(60代)で、13日午前5時半頃、遊漁船に客として乗船し、益田市の漁港から沖合約10キロの高島の岩場へ渡り、自身のタイミングで降りたところ、勢い余り岩場上でつまづき転倒したということです。

男性はそのまま岩場で釣りを始めましたが、足が痛いことを同行者に相談。同行者の知人を介して119番通報しました。

男性は午後0時20分頃に遊漁船で港に到着後、救急車で益田市内の病院へ搬送されました。男性は膝付近の脛骨上部に不全骨折(ひび)で、全治2か月ということです。

事故時の天候は晴れで、東北東の風1メートル。海上は平穏で視界も良好だったということです。

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