右大腿(だいたい)骨上部を骨折し、東大病院(東京都文京区)に入院していた上皇后美智子さま(89)が13日に退院し、東京・元赤坂の赤坂御用地内にある、住まいの仙洞御所に戻られた。側近によると、手術後の経過は順調で、しばらくの間、住まいでリハビリに取り組む。

上皇后美智子さま=8月撮影

 上皇后さまは入院中、移動に車いすを使う一方、手術後はつかまりながら歩く訓練に、理学療法士と共に励んだ。上皇さまは上皇后さまが住まいに戻ったことで安堵(あんど)し、うれしく思っている様子だったという。  上皇后さまは6日夕、住まいで転倒し、大腿骨上部を骨折。7日から東大病院に入院し、8日に手術を受けた。(山口登史) 

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