長野県小布施町の長野電鉄の踏切で、軽トラックが線路内に進入し、列車と衝突する事故がありました。
踏切には遮断機と警報機がありませんでした。


土屋記者:
「あちらが現場の踏切です。警察などの検証が続いていますが、車は完全に横たわっています。傍には、車両通行止めの標識があります」

12日午後1時半ごろ、小布施町小布施にある長野電鉄の踏切で、線路内に進入した軽トラックと湯田中方面に向かっていた普通列車が衝突しました。

警察によりますとこの事故で、軽トラックを運転していた上水内郡内に住む65歳の男性が病院に運ばれましたが、腰を打つなどの軽いけがをしました。

列車の乗客と乗員31人にけがはありませんでした。

現場は小布施駅から500メートルほど須坂側にある遮断機と警報機がない第4種踏切で、車両通行止めの標識がありました。

男性は、「列車の接近や標識には気が付かなかった」と話しているということです。

事故の影響で、長野電鉄は須坂と信州中野の間でおよそ1時間にわたって運転を見合わせました。

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