先月21日、石川県能登地方を襲った豪雨で川に流され、その後、遺体で見つかった中学3年の女子生徒の告別式が執り行われ、同級生らが最後の別れを惜しみました。

石川県輪島市の中学3年生・喜三翼音さんは、先月21日の豪雨で住宅ごと川に流され、10日後におよそ170キロ離れた福井県の沖合で遺体で見つかりました。

輪島市の寺ではきょう午前10時から翼音さんの告別式が始まり、遺族や同級生らが参列しました。

翼音さんの父 喜三鷹也さん
「私たちの元に頑張って、帰ってきたかったんだと思った。14歳の若さで亡くなり、これ以上の悲しみはない」

翼音さんの祖父 喜三誠志さん
「翼音の死を絶対むだにしたくない。(災害時に)命だけは、みんな助かるような行動をしてもらいたい」

先月の豪雨で、石川県では14人が死亡、1人の安否が分かっていません。

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