安佐動物公園の西園に、またクマが出没…。閉鎖エリアが拡大しましたが、レッサーパンダなど動物の観覧には、影響ないということです。
広島市の安佐動物公園では11日から、西園の一部の閉鎖区域を拡大しています。
安佐動物公園によりますと、閉鎖区域拡大の理由は、今月10日と11日、西園に設置しているカメラに野生のツキノワグマが映っていたこと、また、直ちに行った調査で、西園の奥でどんぐりを食べた痕跡が確認されたということです。
ただし、具体的にはピクニック広場が増えただけで、レッサーパンダなど動物の観覧は継続されます。
というのも、これまでにクマが確認されたのは、夜間や早朝の閉園時に限られているため、園では、毎日の画像チェックと、開園前の園内巡視で安全が図れると判断したということです。
安佐動物公園では、8月、西園の北部にツキノワグマが出没。このため、西園全体を閉鎖し、クマレンジャーが調査するなど監視を続けていましたが、クマの目的が園内にはないと判断し、9月から、ごく一部の散歩道などを除いて、西園を再開していました。
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