自民党山口県連所属の杉田水脈・前衆議院議員が、12日、山口市の事務所で会見を開きました。
杉田さんは今月27日投開票の衆院選には出馬せず、来年の参院選への出馬を目指す意向を表明しました。
杉田さんの資金管理団体は、派閥から寄付された1564万円を政治資金収支報告書に記載しておらず、杉田さんは6か月の「党の役職停止」の処分を受けていました。
10日に党本部の森山幹事長から電話で、来年の参院選への意向を聞かれたうえで、「今回の衆院選の名簿には掲載しないほうが次につながるのではないか」と提案があり、了承したということです。
「立法府にいる人間として、法律を守らなかった、ルールを守らなかったことは大変反省しなければならない。(比例名簿に掲載されないのは)仕方がないことと思っている」と心境を語りました。
そのうえで、参院選の全国比例に挑戦して「信を問いたい」という意向を表明しました。
今後も山口県を中心に活動する考えで、衆院選後に、党と話をして公認を実現させたいとしています。
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