今年のノーベル平和賞に被団協、日本原水爆被害者団体協議会が選ばれました。代表理事を務める仙台市の木村緋紗子さんは、複雑な胸の内を明かしました。
日本原水爆被害者団体協議会代表理事 木村緋紗子さん(87):
「何で今年なの、遅い、と思った。一生懸命やった人間がみんなあの世にいっちゃったじゃないですか。その後にノーベル賞もらうのは私うれしくない」
仙台市の木村緋紗子さんは8歳のときに広島で被爆し父や祖父らを亡くしました。長年、活動を通して核廃絶を訴え続けています。
日本原水爆被害者団体協議会代表理事 木村緋紗子さん(87):
「本当に先人たちがいるときに何でくれなかったのか、その悔しさしかない。私は核兵器がなくなるまであの世にいけません。いつだろうね」
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