◆基地への立ち入り調査は…
中谷氏は「3日にアメリカ側から、8月30日の豪雨で(PFASの一種の)PFOS(ピーフォス)等を含む水が施設外へ出た蓋然(がいぜん)性が高いとの通報があった」と説明。通報まで1カ月以上かかった理由について「アメリカ側に詳細を確認中。迅速な通報を申し入れた」とした。新しい事実が判明した場合の速やかな情報提供も求めたという。中谷元防衛相(左)と米軍横田基地(写真は合成)
横田基地への立ち入り調査は「米側の回答状況や自治体からの要請を踏まえて対応する」と述べた。◆小池知事、新たな対応は示さず
一方、小池百合子都知事はこの日の記者会見で「地元自治体と連携して必要な対応を求める」と指摘。ただ、「既に都、地元自治体連名で、国に詳細かつ迅速な情報提供や国の責任における調査、立ち入り調査への協力を要請している」と述べるにとどまり、新たな対応は示さなかった。(大野暢子、奥野斐) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。