秋田県在住の写真家、大川清一さん(60)の写真展「北東北 山々の輝き」が秋田市の県立美術館で開かれている。秋田、青森、岩手3県の山々の美を捉えた約100作品に、連休初日の来場者が見入っていた。5月19日まで。  大川さんは陸上自衛隊員やプロボクサーを経て、1992年ごろから自然を題材に写真を撮り始めた。東京などで個展を開き、北東北の原風景をとらえた写真集を出版してきた。  会場では白神山地のブナ林や真冬の鳥海山の写真を展示。最大のパネルは八甲田山頂上付近から撮影した写真で、月光の下で多くの樹氷が青く浮かび上がっていた。


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