最近急激に冷え込んできましたが、暖房器具はもう出しましたか?石油ストーブを出したという方もいらっしゃるかもしれませんが、久しぶりに使う時は、注意をしないと大きな事故につながってしまいます。

NITE・製品評価技術基盤機構による実験映像です。久しぶりに物置から石油ストーブを引っ張り出すと、大量のほこりが付いています。このほこりが付いたまま、スイッチを付けてしまうと…。

正しく燃えず、一酸化炭素が多く排出される恐れがあります。

また、燃焼筒が傾いたままスイッチを付けると、空気がたくさん入ることで大きな炎が立ち上がり、火災につながるおそれがあるとして、NITEは注意を呼びかけています。

使用時の注意点 古い灯油は絶対NG!

こういったことを防ぐため、まずはストーブの空気の通り道にほこりがあった場合は、しっかりと掃除をして取り除いてください。そして使う前に燃焼筒がしっかりと設置されているか、揺らしたり、回したりして燃焼筒のすわりを確認して下さい。

そして、もう1つ注意が必要なことがあります。それは、余っていた古い灯油は絶対に使ってはいけません。灯油は紫外線や温度によって酸化し、酸化した灯油を使うとストーブの芯に付着して着火できなくなったり、芯が落ちずに消火できなくなったりする恐れがあります。古い灯油は持ち越さず、新しい灯油を使うようにしてください。

これから暖房器具を使う機会が増えると思いますので、使う前にしっかりと確認しておきましょう。

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