次の衆院選への出馬を表明している名古屋市の河村たかし市長は、議会から辞職の同意を得られず、衆院選の公示日に自動失職することになりました。

(名古屋・河村たかし市長)
「名古屋の皆さんにサンキューベリーマッチ」

河村市長は11日が最後の登庁になりました。次の衆院選で愛知1区からの出馬を表明している河村市長は、公示前日の10月14日に辞職したい意向を示していて、先ほど、本会議で審議されました。

(自民党市議)
「任期を残したままやりきったと急いで退職しようとする河村市長の振る舞いは、職責放棄以外何ものでもありません」

結果、議会の過半数の同意を得られず、衆院選に立候補を届け出た時点で自動失職することになりました。

愛知1区には他に自民党の熊田裕通氏と立憲民主党の吉田統彦氏、日本維新の会の山本耕一氏が立候補を表明しています。

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