天皇皇后両陛下は、国民生活の質を向上させた人に贈られる「ヘルシー・ソサエティ賞」の授賞式に出席されました。
両陛下は、きょう午後6時半ごろ、東京・千代田区の授賞式会場に到着し、出迎えた関係者と挨拶を交わされました。「ヘルシー・ソサエティ賞」は、医療や教育などを通じて国民生活の質の向上に貢献した人に贈られるもので、式典では、陛下がおことばを述べられました。
「他者を思いやり、社会に貢献する活動が今後さらに広がっていくことを希望いたします」
今回、賞が贈られたのは石川県七尾市の病院で、元日の能登半島地震直後から地域医療を支えた神野正博氏ら6人です。
授賞式の後の懇談で陛下は「皆さんも被災したのですよね」と神野氏の病院の職員を気遣い、皇后さまは「今、一番地域として何がお困りですか」と声をかけられたということです。
また、陛下は助産師の教育に力をつくしてきた聖路加国際大学学長の堀内成子氏に対し、「助産師はなり手が少ないのですか」などと質問されたということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。