ドローン飛行に関する「国家戦略特区」に指定されている長崎県で、ドローンサービスの拡大を目指すイベントが開かれ県内13事業者が参加しました。
このイベントは点検や測量、物流、農作業などの世界でドローン活躍の場を探るため長崎県が主催したもので、13の事業者が自慢の機種を持ち寄りサービス内容などを情報交換しました。
このうち九電ドローンサービスが紹介した6つのスクリューが搭載された「水中ドローン」は、ダイバーの代わりに最大200メートル潜水できる機能を備えています。
九電ドローンサービス長崎エリア長・高橋直雅さん:
「海底のケーブルや海の定置網の状態・状況の点検など、県内だと長崎鶴洋高校と協定を結んで学校のダイビング実習やオンライン水族館といったものに協力しています」
実演:「本日は20キロの荷物を持ち上げています」
長さが3メートル近くもあるこの大型機では最大40キロの荷物を8キロメートル先まで運搬可能です。吊るした荷物を左右に揺らしても機体はバランスを崩しません。荷物を切り離す仕組みもあるため受け取る人がいなくても目的地に届きます。
株式会社SKy MISSION 松崎将治代表取締役:
「道がないところいっぱいあります。人間が入れないエリアも長崎県にはあります。そういったところでドローンがすごく活躍できると思っています」
県ではことし7月からドローン事業者とサービスを探している利用者をつなぐマッチングサイトを運営していて、今後もドローン産業の拡大を図っていくとしています。
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