堺市が17年にわたり、生活保護費約625万円を支給漏れです。
生活保護費の支給漏れが確認されたのは、大阪府堺市に住む、重度の障がいがある子ども2人を抱えるシングルマザーの世帯です。
母親の代理人によりますと、重度障がい者に対して加算されるはずの生活保護費約625万円の支給が、約17年にわたって漏れていたということです。
堺市は「加算を認めないとした当時の判断は厳しかったと思う。申し訳ない」として支給漏れを認め、母親に直近の5年分、約212万円を追加で支給しましたが、それより前は時効が適用されるとして、申請を却下したということです。ミスの原因については生活保護費の加算を決める国の基準があいまいで、解釈に相違があったとしています。
母親側はすべてさかのぼって支給することなどを求め、大阪府に対して行政不服審査請求をしたということです。
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