9日午後4時過ぎ、衆議院本会議で解散詔書が読み上げられ衆議院が解散。
その後の臨時閣議で、15日公示・27日投開票の日程が正式に決まりました。

総理の就任から8日後の解散・26日後の衆院選は、いずれも戦後最短です。

事実上の“選挙戦”の幕開けに、前職となった新潟県関係の候補予定者たちは…

【自民党 高鳥修一氏(64歳)】
「選挙区で勝つしか勝ち上がる方法がないという、厳しい背水の陣。党の決定には従って全力で頑張っていきたい」

【立憲民主党 梅谷守氏(50歳)】
「改めて再び議場に戻るぞという、決意を抱いています」

解散の様子を新潟市内の事務所で見つめていたのは、日本維新の会の石崎徹さん。

【日本維新の会 石崎徹氏(40歳)】
「3期10年近くあそこに座っていましたので、また古巣に戻れるように頑張っていきたいと思います」

午後5時前に東京で取材に応じたのは、新潟4区から立候補する意向を示している、泉田裕彦さんです。

【自民党 非公認 泉田裕彦氏(62歳)】
「大きな争点の一つが“裏金問題”。違法行為をしないということで活動している人を排除することを是とするのか非とするのか、新潟県民の皆さんに聞いてみたい」

新潟4区では、支部長の鷲尾英一郎さんを公認することが正式に決まりましたが、泉田さんは「小選挙区で出る準備を進めている」としています。

新潟県内 各小選挙区の立候補予定者

新潟県内の小選挙区ごとに、現時点での主な立候補予定者をまとめました。

【1区】
自民党の前職・塚田一郎さん、立憲民主党の前職・西村智奈美さんの前職2人に加え、国会への返り咲きを狙う日本維新の会の元職・石崎徹さんと、共産党の新人・中村岳夫さんが1つの議席を争います。

【2区】
立憲民主党の前職・菊田真紀子さんと自民党の公認を得られなかった前職・細田健一さん、日本維新の会の新人・井上基之さんによる三つどもえの戦いが予想されています。

【3区】
5度目の因縁対決となる、自民党の前職・斎藤洋明さんと立憲民主党の元職・黒岩宇洋さんとの戦いに、日本維新の会の新人・吉村祐一郎さんが割って入る構図が予想されています。

【4区】
自民党の公認を得た前職の鷲尾英一郎さんに、立憲民主党の前職である米山隆一さん、そして自民党からは前職の泉田裕彦さんも立候補の準備を進めていて、激戦区となりそうです。

【5区】
自民党の前職である高鳥修一さんと立憲民主党の前職である梅谷守さんの4度目の対決となりそうです。前回は130票差で梅谷さんに軍配が上がりましたが、今回も接戦となることが予想されています。

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