石破新総理の誕生から衆議院選挙の公示までわずか2週間、各地の選挙管理委員会は大急ぎで準備を進めていますが、投票所の入場券が期日前投票開始に間に合わない事態も予想されます。
鳥取県最大の都市、鳥取市、有権者は15万人におよびます。
投票所入場券発送のスケジュールは。
鳥取市選挙管理員会 有本公博事務局長
「連休明けの15日を予定しております。」
そうすると、入場券が有権者に届くのは27日の投票日には間に合いますが、公示の翌日、16日の期日前投票開始には間に合わない可能性があります。
入場券にはそれぞれの有権者が行く投票所を印刷する必要がありますが、まずはその準備に追われました。
鳥取市選挙管理員会 有本公博事務局長
「まずは投票所を確定させる作業が必要になってきますので、そこの選定もこの10月27日においては鳥取市の中で多くのイベントが既に予定されていましたので、相当調整に苦労したという経過もございます。」
確定した投票所などを印刷するところまではなんとか済ませましたが、あとは投票日を印刷する必要があります。
鳥取市選挙管理委員会の場合、投票日が27日と確定する9日を待って印刷にかかるため、発送は連休明けとなるのです。
鳥取市以外の自治体でも入場券が期日前投票開始に間に合わないケースが考えられますが、期日前投票は本人確認ができれば入場券がなくても投票できるので、心配する必要はありません。
鳥取市選挙管理員会 有本公博事務局長
「この度の期日前におきましても、市が準備した宣誓書を窓口に用意しておりますので、それに記入いただくことで投票はして頂けるようになります。安心して投票頂けたらと思っています。」
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