熱帯低気圧はきょう9日午後9時までに台風へ発達する見込みです。9日日中は南鳥島近海を1時間に20kmの速さで北東へ進んでいます。
気象庁によりますと南鳥島近海にある熱帯低気圧は9日午前9時現在、1時間に20キロの速さで北東に進んでいます。中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
▼熱帯低気圧はこのあと9日午後9時までに台風に変わり、南鳥島近海を1時間に30キロの速さで北に進む見込みです。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと見込まれます。
▼10日午前9時には、日本の東に進み1時間に30キロの速さで北に進む見込みです。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルの見込みです。
▼11日午前9時には日本の東にあって1時間に35キロの速さで北北東に進む見込みです。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。
▼12日午前9時には温帯低気圧に変わり、千島近海を1時間に30キロの速さで北に進む見込みです。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルの見込みです。
関東と東海で本降りの雨、沿岸部は風強く
日本気象協会tenki.jpによりますと、9日は秋雨前線が日本の東から関東の南岸を通って日本の南にのびています。
午前中は前線の北側に流れ込む湿った空気の影響で、東北南部から関東、東海、近畿にかけて太平洋側を中心に雨が降っています。
関東や東海には活発な雨雲がかかり、東京都心も断続的に雨が降っています。
また、千葉県や神奈川県、茨城県など関東の沿岸部や伊豆半島では、北よりの風がやや強く吹いています。
雨のピークは昼頃までで、午後は近畿や東海の雨は次第にやむ見込みです。
ただ、東北南部や関東、伊豆半島周辺では、昼ごろにかけて断続的に雨が降り、傘をさしても濡れるほど、ザッと強く降る所もありそうです。
午後も関東は沿岸部を中心に雨が降ったりやんだりでしょう。広い範囲で雨がやむのは、夕方以降になりそうです。
関東は日中にかけてほとんど気温が上がらず、冷たい雨になる見込みです。雨や風を通しにくい上着などを羽織って、お出かけください。
雨風シミュレーション 3時間ごと
9日(水)~
雨と風のシミュレーション 10日(木)
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