中谷防衛大臣はアメリカのオースティン国防長官と就任後初めての電話会談を行い、「日米同盟の強化に向けて取り組む共通の認識が得られた」と述べました。

中谷防衛大臣
「最初の電話会談を終えたということで、非常にお互いの信頼感と、また日米同盟における抑止力、対処力の強化に向けて取り組んでいこうという共通の認識が得られたというふうに思います」

きょう(8日)夜に行われた会談では、▼今年度末に防衛省の「統合作戦司令部」が発足することを踏まえた円滑な連携に向けた協力や、▼普天間飛行場の早期の全面返還を含むアメリカ軍の再編に向けた取り組みを加速させていくことなどで一致したということです。

一方で、石破総理が提唱する「日米地位協定」の改定や、「アジア版NATO」に関するやり取りは行われなかったということです。

会談では2人がともにラグビー経験者であることも話題にのぼり、中谷大臣から「お互いにスクラムを組んで一緒に仕事をしましょう」と日米の更なる協力を呼びかけたということです。

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