1月に開催されたレスリング全国大会小学6年生の部で日本一に輝いた奥野豪心選手に注目します。
さらなる強さを求めて日々、練習に励んでいます。

全国少年少女選抜大会小学6年39キロ級で日本一に

幼児から中学生までおよそ50人が所属しているWellness Kids都城レスリングクラブ。

南九州大学や都城西高校、それに今年度発足した都城東高校のレスリング部の選手たちと一緒に日々、練習に励んでいます。

奥野豪心選手、中学1年生。
1月に行われた全国少年少女選抜大会小学6年39キロ級で日本一に輝きました。

(奥野豪心選手)
「(日本一を)達成したときは本当にびっくりで、最初はあまり感じなかったが、日が経っていくうちに分かっていき、とてもうれしかった」

小さい頃から 自分より一回りも二回りも体の大きい選手と

レスリング経験者の父の勧めで、3歳からレスリングを始めた奥野選手。
強さの秘密は練習環境にありました。

(Wellness Kids都城レスリングクラブ 中石義洋監督)
「こうやって大学生や高校生、中学生とジュニアが一緒に練習できる環境があるところが、子どもたちをすごく成長させてくれていると思う」

奥野選手も小さい頃から、自分より一回りも、二回りも体の大きい選手と組み合って練習してきました。

(奥野豪心選手)
「ここで練習していると、体が大きい人がたくさんいるから、(試合では)自分くらいの選手と対戦するから、自分よりも少し小さく見えたりする」

練習に対する姿勢が強さの秘密

練習相手となる大学生も奥野選手の練習に対する姿勢が、強さの秘密だと話します。

(南九州大学の選手)
「豪心は練習熱心で、大学生や高校生相手でもどんどん自分の持っている技を試したり、分からなかったら、先輩や先生やコーチに聞いて自分のものに習得していこうという姿がとても頼もしく思っている」

こうした姿に奥野選手の後輩は…

(小学6年生の選手)
「やっぱり憧れてますね。強いから」

U-17世界選手権王者・前原晟人選手もこのクラブ出身

また、こちらのレスリングクラブは多くの実力者を排出しています。

去年8月にU-17世界選手権で優勝した前原晟人選手もこのクラブの出身。
奥野選手も憧れる先輩です。

そして、奥野選手が練習で闘志を燃やしている選手が…

(奥野豪心選手)
「倒したい人がいる。(Q.倒したい人?誰ですか?)前原大晟選手」

奥野選手の1つ年上で、前原晟人選手の弟、前原大晟選手。
全国大会で上位入賞の実力者です。

(記者)「ライバル関係?」
(奥野豪心選手)
「いや、それはない。まだ、そこまで同じくらいの強さはないから、結構差があるから、最近は縮まってきたが、そこを目標にしている」
(前原大晟選手・中学2年)
「まだ、僕よりは弱いので、今から強くなっていくと思う」

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