市役所職員、銀行員などと身分を偽って高齢男性に電話をかけキャッシュカードを騙し取ったとして、20歳の男と16歳の少年が詐欺の疑いで逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、那覇市前島の自称無職、名城輝星容疑者(20)と住所不定、自称無職の16歳の少年です。

警察によりますと名城容疑者らは7日午前、市役所職員、銀行員などと身分を偽って那覇市に住む70代の男性にうその電話をかけ、「還付金の払い戻しがあり手続きにキャッシュカードが必要」と告げました。

話を信じた男性は銀行職員として自宅を訪れた名城容疑者と少年にキャッシュカード2枚を渡し暗証番号も伝えました。

その直後、男性が銀行に連絡したことで事件が発覚し、市内のATMで現金を引き出した履歴などをもとに警察が捜索したところ、名城容疑者らを発見し逮捕しました。

2人は知人関係だということで、警察は、県内で相次いでいるほかの特殊詐欺事件への関与がないか調べるとともに共犯者についても捜査しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。