指定暴力団住吉会系の幹部が東京都内のホテルで覚醒剤や大麻を販売目的で所持したとして、警視庁に逮捕されたことが捜査関係者への取材でわかりました。
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、指定暴力団住吉会系幹部の中尾響容疑者(50)です。
中尾容疑者は今年7月、宿泊していた品川区のホテルの一室で、覚醒剤およそ15グラムや、大麻およそ1グラムを販売目的で所持した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、中尾容疑者が宿泊していたホテルの従業員が「部屋に薬物のようなものが残されている」と110番通報し、事件が発覚しました。
警視庁が防犯カメラなどを捜査して、中尾容疑者の関与が判明したということです。
取り調べに対し、中尾容疑者は「俺の物じゃない」と容疑を否認していますが、警視庁は押収した覚醒剤や大麻の量などから、中尾容疑者が売買目的で所持していたとみて、詳しく調べています。
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