相次ぐ投資詐欺被害を防止しようと奈良警察署は被害防止を呼びかける短編映画を制作し市民らに向けた上映会を開きました。
7日、奈良警察署が開いた上映会には市民らおよそ150人が参加しました。奈良県内では投資詐欺被害が今年に入ってから27億円と急増していて、奈良警察署は被害防止を呼びかけるおよそ6分の短編映画を制作。
奈良県出身の映画監督・山嵜晋平さんが監督と脚本を手がけ、金に困っていた主人公の男性が「奈良のシカ」にそそのかされて投資詐欺にあう夢を見た、という内容です。
上映会のあとは投資詐欺の具体的な手口などについて防犯講習も行われました。
(奈良署 小畑浩康署長)
「1人でも多くの方にこの映画を観ていただき、投資詐欺に対する危機感をもっていただきたいです」
(奈良署・豊田洋平生活安全課長)「投資詐欺の被害はいずれもSNS上のなかで被害にあわれる方がほとんどです。ですので県民にはこういった被害がある、被害額はこれくらいに上っているということについて知っていただきたいと思っています」
今回制作された短編映画は奈良県警のYoutubeで公開されています。
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