高校野球、来年春のセンバツにつながる秋の九州大会県予選、明豊と柳ヶ浦の決勝は延長戦にもつれこみました。
秋の県予選9連覇を狙う明豊とノーシードから勝ち上がった柳ヶ浦の決勝戦。初回に柳ヶ浦が先制しますが、4回表、1アウト2塁1塁から6番・広次のライト前タイムリーで明豊が同点に追いつきます。
2-1で迎えた5回裏。柳ヶ浦が2アウト2塁とすると明豊はエース・寺本をマウンドへ。しかし4番・杉本がセンター前へ弾き返し、試合を振り出しに戻します。
6回以降は柳ヶ浦が5安打を放つも1点が遠く試合は延長戦へ。タイブレークの10回表、明豊は1アウト3塁2塁で3番・坂田がセンターへ犠牲フライ、再びリードします。その裏を0点に抑えた明豊が、3-2で大会9連覇を達成しました。
(明豊・加来航志郎主将)「こういう試合を決勝戦で経験できたことは大きいと思います。甲子園に出ることがまず第一なので一戦一戦必死に戦っていきたいと思います」
(柳ヶ浦・田原光太郎主将)「1点が入れられる場面が何回かあったんですけど、そこで取れなかったのも力不足だと思うので、ここから3週間準備してしっかり力をつけて九州大会に臨みたいと思います」
明豊と柳ヶ浦は10月26日から地元大分で開かれる秋の九州大会に出場し、センバツにつながる大会ベスト4以上を目指します。
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