新潟県 上越市に住む50代の女性が、利用していた投資サイトの誤作動を解除する名目で、現金298万円をだまし取られる被害にあいました。

警察によりますと、女性は先月24日、SNSで副業に関する情報を探していたところ、動画の閲覧で数100円がもらえるという仕事を見つけ、担当者とスマートフォンのチャットでやり取りを始めました。
女性は指定された動画を見て、自身の口座情報を担当者に伝えたところ、口座に数千円の入金があったということです。

さらに女性は、担当者から暗号資産投資を勧められて、投資サイトで資産運用を開始。しかし、サイトに誤作動の表示が表れ、担当者から文面で「誤作動を解除するためにお金が必要」「他の投資家に迷惑がかかっている」「延滞金も必要」「解除になれば全額返金する」などと迫られました。その後、女性は指定された口座に計5回、総額298万円を振り込みだまし取られたということです。女性は、家族に相談し被害に気付き、警察に届け出ました。

女性は、担当者とチャットのみでやりとりをしていて、チャット上の名前は日本人女性を思わせるものだったということです。警察はSNS型投資詐欺と見て捜査しています。

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