優れた芸術作品に贈られる日本芸術院賞を受賞した石川県の陶芸家・山岸大成さんの作陶展が富山大和で開かれています。
この作陶展には山岸大成さんによる久谷色絵の作品およそ80点が展示されています。
山岸さんは、自ら粘土をこね造形し、絵付けの釉薬に九谷色絵では珍しい水色や淡い緑色を多く使用するのが特徴です。
このうち、造形が難しいとされる陶板に絵付けした色絵牡丹「清澄」は、青の濃淡で大輪のボタンが繊細に表現され、情緒豊かな作品に仕上がっています。
この展示会は今月15日までで、12日からの3日間は山岸さんが来場する予定です。
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