きのう夜、東京・新宿区のアパートで高齢女性の遺体が見つかりました。女性と同居していた夫と連絡が取れず、警視庁は何らしかの事情を知っているとみて行方を追っています。

きのう午後11時ごろ、新宿区・百人町のアパートで「帰宅したら父がいない」「母の顔にタオルがかけられていて、居間に父が書いたメモがある」と男性から110番通報がありました。

警察官が駆け付けたところ、男性の母親で無職の原田千鶴さん(89)が寝室のベッドの上で仰向けに倒れていて、その場で死亡が確認されました。

警視庁によりますと、原田さんには目立った外傷は確認されていないということです。

原田さんは息子である男性(40代)と80代の夫の3人暮らしで、夫とはいまだに連絡が取れず、行方がわかっていないということです。

警視庁はメモの内容などから夫が何かしらの事情を知っているとみて行方を追うとともに、殺人事件も視野に捜査しています。

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