タクシー運転手に暴行して乗車料金を支払わなかったとして、警視庁は6日、強盗の疑いで、中野署刑事組織犯罪対策課警部補の金田一郎容疑者(51)=江戸川区本一色=を逮捕した。

警視庁の警察官(本文と関係ありません)

 逮捕容疑では、同日午前3時25分ごろ、板橋区の路上で、タクシーの乗車料金を請求した運転手の男性の頭をたたいたり、首を絞めたりし、乗車料金4300円を支払わなかったとされる。  同庁人事1課によると、金田容疑者は暴行や金を支払わなかったことは認めた上で「強盗しようとは思っていなかった」と話している。5日の勤務の後、飲酒していたとみられ、酒に酔っていたという。運転手は全治2週間の打撲を負っており、強盗致傷容疑への切り替えを視野に調べる。  幡野徹警務部参事官は「今後明らかになった事実に即し、厳正に対処する」と話した。 

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