鹿児島市電の谷山電停で今月3日に発生した脱線事故について、市交通局は安全が確認されたとして、5日午後6時半から谷山電停の使用を再開しました。

鹿児島市電の谷山電停では今月3日、ホームに入ろうとした車両が切り替えポイントで脱線しました。当時、車両には乗客乗員あわせておよそ20人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。

事故を受けて谷山電停では臨時の停留場を使用していましたが、市交通局は5日、事故の原因について「カーブ区間の終わりの脱線防止レールが途切れたところで、遠心力による横圧がかかったため」とし、脱線防止レールを追加するなどして対策を講じたうえで午後6時半から谷山電停の使用を再開したと発表しました。

鹿児島市電は今年8月には鹿児島駅前電停でポイントの老朽化による脱線がありました。

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