リニア中央新幹線の工事をめぐり鈴木康友知事は10月5日、JR東海が山梨工区で実施しているボーリング調査の現場を山梨県知事とともに初めて視察しました。
<坪内明美記者>「今、鈴木知事がリニア山梨工区ボーリング調査の現場に到着しました」
JR東海は、トンネル工事の前に地質や地下水を調べるため山梨県から静岡県に向かってボーリング調査を実施していて、10月4日の時点で県境まで257メートルに達しています。
鈴木知事と山梨県の長崎幸太郎知事は5日、調査の現場を初めて視察し、進み具合や湧水の計測方法などについて説明を受けました。
ボーリング調査をめぐり、県は長年県境付近や県内の実施を認めていませんでしたが、鈴木知事は9月17日、大井川流域の自治体の了解が得られたとして県内の実施を容認するとJR東海に伝えています。
<鈴木康友知事>
「長崎知事と実際に現場で状況を確認できたということは本当に大きな意義があった。湧水の量等を自分の目で見て、順調に進んでいることを実感した」
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