厚生労働省が流通品の野生きのこをインターネットで買い上げ、放射性物質の検査を実施したところ、野生キノコ「ショウゲンジ」から、食品衛生法の基準値を超える放射性セシウムが検出され、採取地が静岡県小山町であったことが確認されました。

インターネットで販売されていた商品は「静岡産と山梨産のキノコ盛り合わせ」と表記されていたということです。

なお、御殿場市、裾野市、小山町、富士市、富士宮市に生息している野生キノコは、すでに原子力災害対策特別措置法に基づき、国から出荷制限の指示が出されています。

厚労省はあらためて、当該市町や関係事業者に対し、野生キノコの採取や摂取、出荷を控えるよう注意喚起を行い、出荷防止対策を依頼するとしています。

静岡県は、県民に対し、該当する地域内に生育する野生キノコの採取や摂取、販売の自粛をお願いするとともに、出荷制限地域内で採取された野生キノコについて、食用としての購入を控えてほしいと呼びかけています。

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