拉致被害者 横田めぐみさんの誕生日に合わせ5日、同級生らが新潟市でコンサートを開催します。本番に向け合唱の練習をしている母校の中学校から中継です。
めぐみさんの母校 新潟市 中央区の寄居中学校です。同級生や恩師らが集まって5日のコンサートに向け合唱の練習をしています。
同級生の池田正樹さんです。
10月5日で、めぐみさんは60歳になります。13歳で拉致された女の子が家族のもとに帰れないまま、還暦を迎えることになりましたがどのように感じていますか?
【めぐみさんの同級生だった池田正樹さん】「13歳の少女が47年経って、もう60歳。信じられないですよね。30年経ったときも40年経ったときもこんなに経ってしまったのかと思って。早紀江お母さんは『もうすぐだからね』ってめぐみさんにラジオで問いかけていましたよ。その重い言葉をどうするのか、信じられません」
「拉致問題が解決されない間に、総理が何人も交代してきました。先日誕生したばかりの石破新総理にはどんな期待、思いを寄せているでしょうか。
【めぐみさんの同級生だった池田正樹さん】「石破総理は2002年にめぐみさんが死亡と伝わったときに、ご両親の会見で、滋お父さんが号泣されていたんです。その隣に座ってらっしゃって、その涙を見ていらしゃったんですよ。今でも絶対覚えていらっしゃると思いますし、何とかして差し上げたいってふうに石破総理には思ってほしいと思います。日本人が海外で何かあったらチャーター便を飛ばすじゃないですか。北朝鮮にすぐにでも飛ばしてほしいですよ。その前に、日朝会談を早急に開いてほしいです。強く思います」
このチャリティコンサートは今年で14回目。めぐみさんと必ず再会するという願いを込めて5日午後2時から、新潟県民会館で開かれます。寄居中学校からお伝えしました。
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