宮崎県椎葉村で人気のお菓子が延岡市で味わえるようになりました。
より地域に密着したお菓子を目指そうと新たな展開が始まっています。

村外初出店「夢を叶えたという感じ」

椎葉村の菓子店「菓te‐ri(カテーリ)」が作る「宮崎バターサンド」。
県産発酵バターを贅沢に使用し、宮崎の食材とのハーモニーが楽しめます。

県の内外に多くのファンがいる人気のお菓子。

実は、今年8月、延岡市に「菓te‐ri延岡店」がオープン!村外初出店を果たしました。

これは、椎葉昌史社長がお店を始めたときからの夢だったそうです。

(菓te‐ri 椎葉昌史社長)
「自分が延岡東高校(出身)というのと、うちの妻が延岡(出身)というのがあって、いつかは延岡にお店を出したいねというのは、『菓teーri』を椎葉に作った時から言っていて、その夢を叶えたという感じ」

幻のハチミツを使用「秘蜜のバターサンド」など人気商品も並ぶ

延岡店では、常時、10種類ほどのバターサンドを販売。

椎葉の幻のハチミツを使用し、今年2月の「MIYAZAKI FOOD AWARD」で、最優秀賞を受賞した「秘蜜のバターサンド」など人気商品も並んでいます。

また、店では普段、椎葉でしか買うことができない商品も週末限定で販売することもあり、オープンから多くの人たちが足を運んでいるそうです。

(菓te‐ri 椎葉昌史社長)
「正直、ちょっと失敗してもおかしくないという思いもあったのですが、自分が思っていたより、たくさんお客さんに来ていただいているので、すごくありがたいなと思うと同時に、長く続けられるように頑張っていきたいという思いが強いです」

椎葉村も頑張っていきながら、延岡も地域の方に密着できるお菓子を

延岡店で販売しているバターサンドは、これまで椎葉のお店で一緒に製造に携わってきた店長を中心に一つずつ作られています。

このほか、バターケーキの製造を依頼している小林市のオンザマークの商品も。

さらに、現在、県産バナナを使った新商品も試作しているということです。

(菓te‐ri 椎葉昌史社長)
「椎葉村も頑張っていきながら、延岡の方も地域の方に密着できるようなお菓子というのを目指していきたいという思いが強いです」

椎葉村で誕生し、多くの人に愛される「宮崎バターサンド」。これからも延岡、そして、県を代表するお菓子を目指します。

【参考】
延岡店は火曜日が定休日、取り置きや予約も行っているということです。

※MRTテレビ「Check!」10月3日(木)放送分から

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。