広島県福山市で、ラウンジの経営者からみかじめ料を受け取ったとして、警察は暴力団幹部ら2人を逮捕しました。

広島県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団五代目浅野組三代目中岡組の幹部・原田敏治容疑者(44)と、組員・西野和弥容疑者(29)です。

広島県警と岡山県警の合同捜査本部は、4日、福山市にある組事務所を家宅捜索しました。

警察によりますと2人は、当時組員だった男と共謀して、おととし7月ごろから12月ごろまでの間に、条例で暴力団排除特別強化地域になっている福山市昭和町のラウンジ経営者から、みかじめ料や用心棒代として現金を複数回受け取った疑いがもたれています。

警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

警察は、福山市内で他にも同様の余罪があるとみて捜査しています。

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