石川県輪島市は4日から、豪雨で被災した家を訪問し浸水した深さなど被害の程度を調べる調査を始めました。調査対象はおよそ2000棟に上るということです。

輪島市では、り災証明書の発行に必要な被害認定調査が始まり、三重県からきた応援の職員らがメジャーなどを使って浸水した深さを測定していきました。

こちらの住宅では、1.5メートルほどの高さまで床上浸水したということです。

住民女性「窓のここは確実ですね。この青い線のとこ。外は多分私の(身長)155か156くらいなので、それ全部水没してると思うんですけど」

被害認定調査の対象は市内でおよそ2000棟に上り、市は11月末までにすべての調査を終わらせたいとしています。

輪島市市民生活部・池腰博之部長「できるだけ迅速に調査を進めさせていただいて、速やかに結果を届け、その結果をもって支援につなげていただければと思っている」

住民男性「調査してもらって、あとどういう風にまた考えていただけるか、それが一番期待している」

被害認定調査は1日に20棟から30棟のペースで進められ、り災証明書は調査から3週間以内を目処に発行されます。

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