宮崎空港で不発弾が爆発した事故を受けて斉藤国交大臣は4日、仙台空港を含む過去に不発弾が見つかった全国の空港で不発弾の有無を再点検をする方針を明らかにしました。
2日、宮崎空港の滑走路をつなぐ誘導路で、アメリカ製のおよそ250キロの不発弾が爆発しました。事故を受け、斉藤国交大臣は、過去に不発弾が見つかった空港で、「磁気探査」を行い、不発弾の有無を再点検する方針を明らかにしました。
斉藤鉄夫国交大臣:
「宮崎空港以外の不発弾が存置されている可能性がある空港についても磁気探査を順次実施するよう検討を指示した」
「磁気探査」は地面に埋まっている金属製の物体を探すもので、仙台空港のほか那覇、福岡などの空港も対象です。
仙台空港では2012年に滑走路と平行する誘導路の脇で戦時中にアメリカ軍が投下したものとみられる不発弾が見つかっています。その際は、空港が一時閉鎖され処理作業を行いました。国交省は、仙台空港事務所に対し具体的な調査場所などについて検討するよう指示したということです。調査の時期は未定だということです。
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