万葉集全20巻4516首を3日間かけて歌い継ぐ、高岡万葉まつり「朗唱の会」が始まりました。

今年で35回目となる高岡万葉まつり「朗唱の会」は、万葉集をまとめた奈良時代の歌人・大伴家持が越中国守として高岡に赴任し多くの歌を詠んだことにちなんで始まりました。

会では、3日3晩かけて市民など200人以上が万葉集の全20巻4516首をリレー方式で歌い継ぎます。

「立山に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし」

今年は、元日の能登半島地震で会場の高岡古城公園も被害を受けましたが、なんとか例年通りの開催にこぎつけたということです。

4日はあいにくの雨となりましたが、高志の国文学館の元館長で万葉集研究の第一人者中西進さんも登場し、会場を盛り上げていました。

朗唱の会は6日までで、夜8時以降は全国から募った朗唱動画を流し歌いつなぎます。

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