2日夜から3日未明にかけ、宮城県大崎市内の廃業した宿泊施設に侵入し、電線およそ120キロを盗んだとして男2人が逮捕されました。また、同じ現場で同様に電線を盗もうとしていた別の男2人もその後、逮捕されました。

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、ともに宮城県大河原町に住む23歳の会社員の男と23歳のパートの男です。
警察によりますと、2人は共謀し、2日午後9時半頃から3日午前0時45分頃までの間、大崎市内の廃業した宿泊施設の解体現場に侵入して電線およそ120キロ、時価合わせて6万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
付近をパトロールしていた警察官が現場近くに駐車している不審な車を発見し、建物に侵入していた2人に任意同行を求めました。
取り調べに対し2人はともに容疑を認めているということです。

また当時現場には、2人のものとは別の車も止まっていて、建物から逃げていく不審な人物を警察官が目撃していました。
その後の捜査で、同じ時間帯に同じ場所で同様に電線を盗もうとした建造物侵入と窃盗未遂の疑いで亘理町の22歳の会社員の男と名取市の20歳の無職の男も逮捕されました。
り調べに対し2人は「盗んで金にするつもりだった」「工具を使って電線を切って盗もうとしたが外に警察官がいたので逃げた」などと容疑を認めているということです。
警察によりますと、先に逮捕された男2人とこの男2人は別々に犯行に及んでいたとみられています。
警察は、当時の詳しい状況などを調べています。

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