北海道空知地方に住む70代の男性が、SNSでウソの投資話を持ちかけられ、約1億4000万円を騙し取られました。

空知地方に住む70代の男性は、7月中旬ごろに、SNSで知り合った日本人の男女を名乗る者3人から、株式投資での儲け話を勧められました。

男性はその人物らに株式投資に関する偽のサイトへ誘導され、7月末から9月にかけて案内された株を購入する為、11回にわたり指定された口座に約1億4000円を振り込みました。

その後、偽のサイト上では3億円以上の利益がでているように表示されていたため、男性がお金を引き出そうとすると、日本人男性を名乗る人物から手数料として4000万円を請求されたということです。

10月3日、不審に思った男性が、警察へ相談したことで騙されていたことが発覚しました。

北海道内では、ほかにも登別市内に住む60代の男性が3300万円を騙し取られたほか、札幌市中央区の40代の女性も1200万円を騙し取られるなど、SNSを通じた投資詐欺被害が9月から相次いでいます。

警察は、SNSを通じて振り込みを依頼された場合は詐欺の可能性を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。