海遊館のジンベエザメが交代。10月3日から新しい「海くん」が登場です。

 体長4.7m、体重700kgと小ぶりなオスのジンベエザメ。2日までは高知県土佐清水市にある海遊館の施設で飼育されていて、大阪にはやってきたばかりです。

 もともといた「海くん」と入れ替わりで展示されることになりました。では、前の「海くん」はいったいどこへ…?

 2日午後8時ごろ、スタッフらが見守る中、海くんの運び出しが行われていました。行き先は太平洋。海遊館はこれまでジンベエザメが回遊する経路などを調査するために定期的に放流を行っていて、前の「海くん」とは、これでお別れ。スタッフがエサでおびき寄せ、ビニールシートに誘導します。

 と、そのころ外では 新たにやってきたジンベエザメはクレーンで釣り上げられ、水槽のある階へ。一時的に新旧の「海くん」が同じ水槽に並びます。新入りはスタッフに手を引かれながら展示水槽の中へ。

 一方、前の「海くん」は…

 (スタッフ)「がんばれ~」

 大海原へと向けて旅立ちます。旅支度は約5時間にわたりました。

 新しいジンベエザメは先代の名を引き継ぎ、「海くん」を名乗ることになりました。

(客)「緊張していないのかな、入ってきたばっかりで。また見に来たいなって成長した姿を」「模様がきれいだった。(Qもっとここで大きくなるんだって)え~すごい。あれ以上大きくなるの?じゃあ大人になったら行く」

 さっそく注目の的となったニューフェイス。これからの成長が楽しみです。

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