衆院選の公示まで2週間を切る中、9月県議会が閉会し、福島県内の政党も一気に選挙モードに突入しています。こうした中、自民党県連は衆院選の福島2区について現職の根本匠元厚労大臣の長男の根本拓さんを擁立することを決めました。

3日、最終日を迎えた9月定例県議会。水産業の復興支援など総額26億円あまりの補正予算を可決して閉会しました。

県議会議員は、短期決戦の選挙モードへ。このうち、自民党県連は3日午後、選挙対策本部を開き、衆院選の福島2区に先日、次の選挙に出馬せず引退を表明した現職の根本匠元厚労大臣にかわって、根本元大臣の長男の根本拓さんを擁立することを決めました。

根本拓さん

自民党県連・矢吹貢一幹事長「本県の復興・創生に向けた強い意欲を持ち、若さと情熱で国政に新風を吹き込んでくれることを大きな期待を寄せて選任した」

福島2区では、立憲民主党が現職の玄葉光一郎元外務大臣、また、共産党の丸本由美子さん、諸派の高橋翔(※高ははしごだか)さんが、出馬を表明しています。

玄葉光一郎さん
丸本由美子さん、高橋翔さん

一方、立憲民主党県連も3日朝、選挙対策本部を開きました。選対本部長の瓜生信一郎県議は、今回の解散について、「裏金隠し解散」と断じ、次のように話しました。

立民県連・瓜生信一郎代表代行「野田代表を先頭に、必ず我が福島県では1区~4区まで全員当選必確を目指して頑張らなくてはならない」

立憲民主党県連は、選挙区と比例代表の候補、全員の当選を目指し、支援団体などと連携していくことを確認しました。

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