京都弁護士会が裁判所の文書を改ざんしたなどとして男性弁護士を刑事告発しました。

 京都弁護士会は去年5月、民事裁判で裁判所が作成した「和解調書」の一部を改ざんして依頼人に郵送したなどとして、所属する男性弁護士を有印公文書変造の容疑などで京都地検に刑事告発したと発表しました。

 男性弁護士は相手側から解決金75万円を受け取りましたが、支払期限などを改ざんし依頼人への支払いをしておらず、さらに弁護士会からの聞き取りに対して一切応じていないということです。

 (京都弁護士会・岡田一穀会長)「裁判上の文書を偽造変造するというのは決してありえない話。強い怒りを禁じ得ないと思います」

 弁護士会は今後動機などを調べる方針です。

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