取引先の会社から約2260万円分のケーブルをだまし取ったとして、男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本市南区城南町下宮地の会社員、白石健吾(しらいし けんご)容疑者(38)です。

白石容疑者は太陽光発電の工事会社を自ら営んでいた今年(2024年)1月18日から24日ごろの3回にわたり、熊本市の建設会社から合わせてケーブル30点、約2260万円分をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、白石容疑者とこの建設会社は約5年前から取り引きがあり、白石容疑者はケーブルを仕入れているこの会社に対し「新しい現場の契約が完了したので材料を発注したい」などと持ちかけ、工事を請け負っているとの書面を見せるなどして信用させていました。

白石容疑者は、これらのケーブルを熊本県内の金属の買い取り業者に転売していたということです。

警察の調べに対し白石容疑者は「経営が悪化してお金がなかった」と容疑を認めているということです。

白石容疑者は他にもこの会社にケーブルの購入代金など約1億1000万円分の未払いがあり、警察は余罪の可能性を含めて調べる方針です。

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