ことしも残り3か月を切る中、来年用の年賀はがきの搬入が2日、富山市の郵便局で始まりました。郵便料金の値上げなどに伴い、発行枚数は去年より4億枚減っています。

富山西郵便局に運び込まれたのは来年用の年賀はがき60万4000枚です。職員による仕分け作業が行われました。

はがきは全部で7種類です。来年の干支「巳」にちなんだものや、大阪・関西万博をモチーフにしたものなどがあります。

富山版の年賀はがきには新緑の山あいを走る黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が描かれ、20万4000枚の限定販売となっています。

日本郵便によりますと来年用の年賀はがきの発行枚数は10億7000万枚と、去年から4億枚近く減りました。発行枚数の減少は14年連続です。

今月から始まった郵便料金値上げが大きな要因で、SNSなどで新年のあいさつを済ます人が増えたことも要因のひとつだということです。

富山西郵便局郵便部 田村正志 副部長「需要自体は減ってはきているんですけども、はがきを書く文化といいますか。日頃なかなか合わない人とお互いの近況を知る、知らせるツールとしてぜひご利用いただけたらいいかなと思います」

年賀はがきの販売開始は11月1日です。

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