9月30日の午後、大丸札幌店でこんな光景が見られました!

 遠藤潮里記者
「無料配布開始、約20分前になりました。既にこんなに沢山の人が並んでいます」

 訪れた人に配られていたのは、今年9月に収穫されたばかりの北海道蘭越町で収穫された「ゆめぴりか」。1袋300グラムが、先着1000人に振る舞われました。

 新米の高騰が続く中、蘭越町役場とJAようていが協力して企画しました。

 訪れた人
「今年、お米高いからいいね。ありがたい」

訪れた人
「家族で仲よく分けて食べたい」

その新米、例年に比べて、価格の高止まり傾向が続いています。

 この状況について、JA北海道中央会は「過去にないような販売価格」とした上で、高騰の要因として、肥料や燃料代などのコスト高をあげ、消費者に理解を求めました。

 JA北海道中央会 樽井功会長
「生産者も(価格を)下げる努力もするが、お米一俵とるのも、これくらいかかるんだとご理解いただきたい」

 一方、ホクレンも、新米の早期の流通に向けて「消費者に不安を与えないよう、需給の安定化に努めていきたい」と話しました。

 

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