去年12月、半世紀余りの歴史に幕を下ろした名古屋の星が丘ボウル。跡地の再開発計画を発表しました。

去年12月、建物や機械の老朽化などを理由に53年の歴史に幕を下ろした星が丘ボウル。跡地の再開発を手がける東山遊園が30日、事業計画を発表しました。

それによりますと、再開発では跡地を3つの区分に分け、2027年の春に隣接する椙山女学園大学の新しい施設と商業エリアをオープンさせる計画です。

椙山女学園大学の施設は、ことし新設した「情報社会学部」の学部棟が中心で、低層階には市民も使える子育て支援施設やコワーキングスペースが設けられます。

また、商業エリアでは星が丘テラスの増床を含めた複合ビルが造られます。その後、2028年の春には住宅エリアとして、東急不動産が手がける、低層部に店舗が入る地上14階・地下1階のマンションが建てられる計画です。

複数の関係者によりますと、この跡地の一部について名古屋市は、最先端の大型図書館「アクティブライブラリー」の有力候補地のひとつとしています。

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