長野県上田駅で、28日しなの鉄道の普通列車が30秒早く出発し、原因を調べると「懐中時計」の時間が1分進んでいたことがわかりました。

しなの鉄道によりますと、28日午前5時34分ごろ、上田駅をおよそ30秒早く列車が出発しました。

駅の係員が指令に対して所定出発時刻より前に発車した可能性があるのに気が付き、運行記録などを調べて確認しました。

次の西上田駅に到着したところで、原因を調べたところ、運転台にセットされている懐中時計の時刻が1分進んでいることがわかりました。

その後、正確な時刻にあわせて運行を行いました。

列車にはおよそ20人が乗っていて、早く出発したことに伴う乗り遅れはいなかったということです。

運転士は、勤務の始まる際に懐中時計を合わせましたが、その後、時間がずれてしまったということで、しなの鉄道では、乗務員に貸与しているすべての懐中時計の点検を行い、正常に動作しているか確認を行うということです。

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